API修正(測地系(EPSGコード)を4326以外にするとエラーになる不具合)のお知らせ

APIのリクエストパラメータでは「リクエスト座標参照系」および「レスポンス座標参照系」を指定できます。しかし、API4-1,4-2,8ではこの座標参照系に”EPSG:4326”(WGS84)以外を指定するとサーバーエラー(500)が返され処理できないという不具合があることが分かりました。
そのためAPIの修正を実施しますが、既に開発済みのプログラムに影響を及ぼす事がある為、修正実施日を以下の要項の通りといたします。
ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、ご確認、ご対応のほどお願いいたします。

2024年8月28日 20:30 追記:API修正の本番リリースを実施しました

【実施要項】

  1. 実施件名:API修正(測地系(EPSGコード)を4326以外にするとエラーになる不具合)
  2. 実施日:2024年8月28日
  3. 実施時間:17:00~21:00
  4. 利用制限:特にありませんが、3606版公開作業を同時に実施しますのでレスポンスが遅くなるなどの影響が出る可能性があります。
  5. 実施内容:API4-1,4-2,8を修正します。
    不具合が発生するAPIはリンクなど地物を検索して取得するAPIですが、これらは検索モード(「2点間による矩形」と「指定座標を中心点とする円」)を指定することができます。また先述の通り、座標を指定するAPIでは座標参照系を指定することもできますが、DRM-PFではWGS84(EPSG:4326)でデータ配置・処理をしているため、各APIでは初めにリクエストの座標をWGS84に変換する処理を行っています。しかし、検索モードが「2点間による矩形」でかつ座標参照系にWGS84以外を指定したとき、座標系を変換する処理が正しく行われておらずDRM-PFの内部座標系とアンマッチが発生しエラーとなるため、この事象を修正します。
  6. 備考:
    ・検証環境を開放し本番リリースまでの間にユーザー側のプログラム開発に利用できるようにします。検証期間終了後は利用停止します。(詳細はご利用者様にメールで送付しましたご案内をご確認願います)
    ・各APIのリクエストパラメータ、レスポンスデータの内容に修正はありません。
    3606版公開作業API2などの修正を同時に実施します。

以上